徒然庭日誌|秋の種まき

2021年夏、各地に被害をもたらした大雨によって気温はグッと下がり、冷房の要らない夜が続いています。雨でも曇りでも、毎朝規則正しく健気に咲くアサガオをぼんやり見つめながら、秋の種まきが気になる時期が到来しました。

▶︎私の園芸歴
2019年末に広島へ移住。マンション暮らしから一転、祖父母の遺してくれた庭を満喫すべく、2020年から手探りで園芸をはじめる。
この土地ならではの季節の巡りを肌身で感じながら、時には枯らし、時には元気に植物を育てる楽しみに触れた1年を過ごす。
園芸3年目の2022年も、成功や失敗を繰り返しながら少しずつコツを掴んでいる途中。

晩夏にはじめる来春の下準備

暦では立秋を過ぎたといえ、まだまだ暑さが続く8月中旬。今年はうっかり涼しいので調子が狂いますが、また暑さがぶり返す予報。しかし季節はしっかり進んでいて、ツクツクボウシも鳴き出したので、冬〜春に向けたお花の下準備を始めます。

秋は春と同じく、様々な植物の種まきをするチャンスシーズン。最盛期を迎えるのが9月でしょうか。
「まだ先じゃん」なんて思うのですが、なにせ相手は自然です。あんまり余裕をぶっこいているとあれよあれよとタイミングを逃したりします。
「んー、今日は雨だから次の休みにしよう」「今日はまだ暑いから次の休みにするか」なんて先延ばしにしていると、あっという間に冷え込んで発芽がうまくいかないなんてことに…(経験談より)
種から育てるものは、早いものだと8月下旬ごろからスタートするものもあるので、タイミングを逃さぬように準備を進めておきたいと思います。

種まき候補の選定

今の時期にやっておきたいのは、シンプルに種の入手と資材の準備!雑にいえば、種と土さえあればなんとかなりますが、お好みに合わせて「もうあとはまくだけじゃ!」という手前まで進めておけると安心です。

球根類や苗の場合は、焦らずともまだまだ余裕がありますね。我が家の前は通学路ということもあり、近所の小さい子供たちがよく通ります。チューリップなどメジャーなお花は人気で、お散歩途中に「可愛いね〜」「ピンクがいいね〜」と愛でてくれたりするのを陰ながら嬉しく思っているので、今年も少し球根を足そうと思っています。球根の植え付けは、紅葉が散り始めたら。大体11月ぐらいでしょうか。でも、人気のものはどんどん先に売れてしまうので、「まだそんな気分じゃないんだけどな〜」という今の時期に種と合わせてリサーチしておくと良いかもしれません。

2021年秋はコレに挑戦!

そんなこんなで、2021年秋にチャレンジする秋まきチームはこちら。

ビオラは3度目、ネモフィラは2度目の挑戦、ナデシコは今年が初となります。
来週からまた気温が上がってきそうなので、種蒔きまでもうしばらく時間がありそう。今のうちに下調べをして準備をしていきたいと思います。続編も随時書いていこうと思いますので、「一緒にやってみるか〜」と言う方はぜひ!

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