茶花修行|自主練 002_処暑の頃

昨日初めて生けてみて気づいたことがありました。
木槿は一日花なので翌日には咲き終わっていたということ。そして、露草も同じく一日花だったということ。

これまでの普段の生活では「今日もよく咲いているな〜」ぐらいにしか思っていなかったわけですが、一つ一つの花はたった一日しか保たず、次々と蕾が開花していて絶えず花が咲いているように見えていたのでした。露草も朝は元気だったのに、夕方ごろには花が無くなったかと思うほど縮れていて、「水揚げに失敗したのかな、でも葉っぱは元気だけどな、、、」と少し気落ちしながら迎えた翌朝。あれ、復活している!?
よくよくみると苞と呼ばれる、花の下の袋状の部分から新しい花が上がってきていたのでした。
調べると露草も朝咲いて午後には萎む一日花。苞にいくつも花が入っているのかな?もう少し詳しく調べてみようと思いながらも、毎日よく咲いているな〜と思っていた露草が実は毎日新しく咲いて萎んで行っていたというのは驚きの事実だったのでした。

さてさて、本日は2回目。今日はこんな感じになりました。

【今日の花】木槿、金水引、犬蓼、狗尾草、河原撫子

昨日学んだことを早速実践ということで、今回は5種に挑戦。
今日の木槿はいざ生けようと思ったら、花が横向きについていて少し戸惑いました。確かに”枝ぶりをよくみて採取するように”とどこかに書いてあったような…
しかし、せっかくの枝がもったいないし明日には萎んでしまうので、今日はこの子を生けるのだ!と進めていくとなんとなくみんな右向きな感じになりました。

添えで入れてみた大きい狗尾草はもう少し低い方が良かったのか、、、草の向きがいまいちフィットしていないように感じます。高さもほんの少し変えただけでバランスが違って見えるので「ここだ!」という場所を見定める目を養うにはまだまだ長い年月がかかりそうです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました