生まれてこの方何をやっても三日坊主な私が、なんとか無事3回目を迎えた茶花の自主練。
(3日で安心していいという話では全くないのだが)
庭で採取できる植物には限りがあるので、毎日毎日同じ組み合わせだとすぐ飽きちゃうのでは?なんて思っていたけれど、いざ取り組んでみると、同じ品種でも一本一本姿が違えば全く新しい組み合わせになって、同じように生けてもしっくりこないものだということを知りました。
ということで飽きずに今日も木槿。
【今日の花】木槿、狗尾草、金水引
今日は昨日よりさらに減らして3種。素材としてはこのほかに河原撫子など、良さそうなものをいくつか揃えていたのですが、木槿を入れた後に金水引を加えてみて、今日は少ない組み合わせに挑戦したいと感じたのでした。2種で止めるか3種にするか、刈萱を添えてみたりもしましたが、盛り盛りの6種から始めた私にとってはなんだか寂しくて、結局狗尾草をプラスした3種となりました。
夏〜秋にかけて、茶花が豊富な季節は数種をたっぷりいけると良いそうですが、基本は一茎一花で、茶花の写真集などをのぞいてみても、特に炉の季節などは2種の組み合わせがほとんど。
数を減らせば減らすほどバランスを取るのが難しいように感じます。
また枝葉の整理がこれまた難しく、なかなか躊躇してしまって残してしまいます。今日はこれでもかなり鋏を入れたのですが、木槿の花の後ろの枝をは落とした方が良かったのかな。グッと花の位置を下げてみたらどうだったのだろうと、写真を見ながら振り返ることは山の如し。
こういう反芻が私の血となり肉となるのでしょうが、一度切ってしまえばやり直しが効かない物でもあるし、同じ枝は2度と手に入らないので、復習もしがたく毎回がぶっつけ本番の世界なのだなと痛感。
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