茶花修行|自主練 015_白露の頃

茶花に限らず色んな植物を育てるのが好きなのですが、食べれるものは何故か長続きせず、唯一育てているのが苺。四季なりで何にもしなくても美味しい実をつけてくれる優良品種を細々と育てて3年目。ランナーを伸ばして子株を育てねば、と思いつつ後回しにし続けているので一向に世代交代ができていないのですが、そんな苺の様子がここ数日おかしい。

水をやってもやってもぐったり。水切れではないみたいだし「なんで??」と思って株の様子を見るとグラグラするではありませんか。

いとも簡単に引っこ抜けてしまった犯人はコガネムシの幼虫。根を食い荒らされてぐったりしていたのです。完食される前に気がついたのでどうにか移植して日陰に移し養生していますが無事復活してくれるでしょうか….初めて被害に遭い、げんなりしながら幼虫を処分して、虫が苦手な私はメンタルをガッツリやられたのでした。

そんな落ち込み気味の気分に追い討ちをかけるように、裏庭で見つけて目をつけていたヌスビトハギを父に他の雑草と一緒に刈り取られてしまいがっかり。父は「厄介なタネをつける前に!!」と思ったようですが、昨日に引き続き1枝もらってこようと裏庭に出て伐採されているのを目にした私はしばし呆然と立ち尽くしたのでした。まぁこんな日もあるよね。

【今日のお花】ススキ、河原撫子、犬蓼

そんなこんなで、お天気もどんより雲で暗い写真になってしまって、総じてちょっと寂しい仕上がりとなってしまいました。侘び寂びとはまたちょっと違うんだな、きっと。

昨日に比べてススキをだいぶ短くしてみたけれど、、、穂の大きさを考えると短くしすぎたかな。むむむ。

秋草といえば、桔梗も白と紫を一株ずつ育てているのですが、ちょっと暑すぎて根腐れ気味な様子で一旦花をお休みさせて半日陰で養生中。元気な新芽が株元に出てきているので経過は順調そうですが、花を楽しめるのにはまだもうしばらくかかりそう。(否、今季はもう難しいかも…?)こういう時にすっと一本入れられると素敵よね〜、と妄想を膨らませつつ、育てるのも楽しい時間です。

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